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Chris Botti/ February 24 at Bluenote Tokyo

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今や毎年恒例の行事となったクリス・ボッティ。彼自身、ニューヨークのブルーノートより、ここ東京のほうが素晴らしいサウンド! 世界一だ!というくらい気に入っているらしい。そろそろライブの演出構成にこちらも慣れてきていて、今度はどんなアーティストが登場するか、期待している。 今年のハイライトは、ピアノ・キーボードを担当した若手、エルダー。そして、クリスがオルガン界のマイケル・ジョーダンと呼んだジャズオルガニスト、ジョーイ・デフランセスコ。素晴らしいドライブ感とセンス。ハモンドB3のパワフルさを十分に味わわせてくれた。 最後のサイ・ヤングの登場でクライマックスに。なんとアル・グリーンの「Let's stay together」まで飛び出した。それにしても、何度聞いてもこのライブサウンドの素晴らしさはどうだ。なっている楽器がその位置でしかも、細かなニュアンスまできっちり伝わるというこの魔法のようなサウンドメイキングの秘密を知りたい。こんな音、ブルーノート東京でもクリス・ボッティのときだけだ。

POP VIRUS HOGHINO GEN DOME TOUR 2019/ February 17 at Nagoya Dome and February 28 at Tokyo Dome

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昨年12月に発売されたアルバム「POP VIRUS」をテーマにした、源くん初のドームツアーである。札幌から福岡まで8か所。いやビッグになったものです。アルバムの質も今までの最高の出来ではないだろうか。とにかく、星野源の魅力全開のライブだ。 山下達郎のコーラス参加、この2年にわたるヒット曲など話題満載のアルバムは、しかし音楽的にもしっかりとした骨太なものに仕上がっていた。この勢いはどこまで続くのだろうか? 素晴らしい「はっぴいえんど」チルドレンの一人である。

大貫妙子 welcome to my garden 2018/ December 19 at Christ Shinagawa Church

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バンド編成ではないアコースティックライブ。大貫さんのライブは数年ぶりだ。前に弟とともにEPOのライブを見に来た品川教会ということもあって、アコースティックな響きが素晴らしかった。弦楽四重奏の編成に加えて、コントラバスとピアノ。ピアノはもちろんフェビアン・レザ・パネさん。弦やホーンのアレンジもパネさんだったそうで、そのアンサンブルはとても品がよくて、しかも音楽的だった。珍しいサックスのカルテットも登場して、最後は全員で「Shall we dance?」という豪華なアンコール。大貫さんの声はますます艶やかだ。

LIVE IN JAPAN/星野源&Mark Ronson/ December 17 at Makuhari Messe

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今年はツアーがなかった星野源の唯一のライブとなったのが、このLIVE IN JAPAN。DJで名をはせたマーク・ロンソンとのコラボライブが幕張メッセで行われた。 一夜限りのライブということで「満員御礼」だったらしいが、内容も充実したライブだった。星野源はライブで初めて「アイデア」や「肌」を披露。また、マーク・ロンソンのパフォーマンス中には、マイケル・ジャクソンをフィーチャーした場面があったり。多くの人々が盛り上がっていた。ライブバンドには珍しくベースにハマ・オカモト。最近の星野源のレコーディングには欠かせないハマだが、ノリのよいベースが心地よかった。

矢野顕子さとがえるコンサート/December 2 at Misato City Culture Hall

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先週のHOROにも出演していた矢野顕子のさとがえるコンサート。なんと地元の文化会館がそのツアーの出発になるという。地元で矢野顕子が聞けるとは思わなかった。しかも、今回のバンドは、ドラムス林立夫、ベース小原礼という青山高校コンビに山下達郎のバンドでおなじみの佐橋佳幸という豪華な布陣。夢のようでしょう。 ゲストとして松原ナオという名前があったけど、誰だっけ・・・・・と思っていたら、NHKドキュメント番組で有名な72時間のテーマ曲を歌っている子だった。独特の個性をもったシンガーソングライターで、あっこちゃんのお眼鏡にかなったのも納得がいく。 さて、コンサートはなんと大貫妙子の「海と少年」から始まり、達郎の「ペイパードール」まで飛び出す、矢野顕子ならではの自由な選曲。もちろん、最後は「ごはんができたよ」「ラーメンたべたい」で終了。バンドメンバーも達者なプレイヤーなので、そつのない演奏もさすがだ。ゲスト、松崎ナオの「川沿いの家」を矢野顕子と二人がアンコールで歌ったとき、鳥肌が立った。

SONGS & FRIENDS 第2弾 小坂忠「HORO」/ November 26 at Tokyo International Forum

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1975年に発表された小坂忠&ティン・パン・アレイのアルバム「HORO」の再現ライブ。夢のような組み合わせの奇跡の夜だった。「ありがとう」の発表後、彼の初めての大きなライブをみたのは1974年だったのか。フォージョーハーフというバンドをしたがえて。そのメンバーは初めて見る人達ばかりだったが、なんと林立夫、松任谷正隆、後藤正利、そしてペダルスティールの駒澤裕城の4人。その後の日本のポップスの立役者たちである。 ユーミンが「ありがとう」にピアノで参加していたことは忘れていた。でも、40数年ぶりに彼女と忠さんのデュオが観られるなんて、旦那さんの演出もにくい。また、その後の矢野顕子のピアノも圧巻だった。ほんとにこの人達の音楽に触れられた幸せだった。それを噛み締めていた。3時間を超えるライブだったが、時間を忘れてしまうほどの充実感でいっぱいだった。ありがとう、忠さん、細野さん。

Dave Grusin Big Band "The Music from West Side Story"/ November 15 at Bluenote Tokyo

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ニューヨークでGRPオールスターズを見て以来のグルーシン。御年84歳ということで、ぐっと見た目は老けた感じだが、音楽的な感性とアレンジ力はまだまだ超一流。今回はCDにもなっている「ウェストサイド物語」の曲をとりあげて、ビッグバンドで聞かせてくれる。 ゲストとして来日予定だったリー・リトナーは急病で来られなかったが、日本のギタリストに変更。また、男女それぞれのヴォーカリストをフィーチャーして、全編インストルメンタルではない構成となっていた。ビッグバンドの中心は日本のエリック宮城だが、日本の ジャズプレイヤーの力も大したものだ。1時間20分ほどの演奏は迫力いっぱい。やはりビッグバンド、いいですな。アンコールは同じバーンスタイン作「踊る大紐育/On The Town」の一曲、Lucky to me beをさりげなくピアノソロで届けてくれた。音数は少ないが情感あふれる演奏で、彼のピアノプレイヤーとしての個性を堪能できた。