Roman Holiday/ May 4 at Galaxy Theater


普及の名作「ローマの休日」を題材にストレートプレイを目指したのが本作。実に挑戦的な企画だが、なかなかどうして素晴らしい出来の舞台であった。新聞記者役の吉田栄作、その友人カメラマンがオグちゃん、そしてアン王女役には宝塚出身の朝海ひかるという3人しか登場しないというユニークな構成。静と動を巧みに組み合わせた演出、そして原作である映画の色彩感、時代性を大事にした舞台で、細かなところにまで心が配られていた(洋服の色や置物、小道具までモノクロームに見えるようデザインされている)。
誰もが見ている映画だけに、登場するシーンも細かくコピーされているらしく、その俳優たちの努力にも脱帽。アメリカ人もびっくりするぐらいのクオリティを誇ってもよいのではないかと思う。脚色、演出を担当したマキノノゾミ氏の才能に今後も注目してゆきたい。

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