2010年5月4日火曜日
La Folle Journee au Japon/ May 3 at Tokyo International Forum
百万人を集めるクラシックコンサートとして着実に根づいてきたのが、この「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」。
もともとはヨーロッパで盛んなコンサートスタイルらしく、小さいコンサートがたくさん開かれ、そのコンサートをめぐる楽しさがある。
今回、聞いたのは伝説のピアニスト、イーヴォ・ボゴレリッチとポーランドの管弦楽団、シンフォニア・ヴァルソヴィア。今回のテーマ「ショパン」の著名なピアノ協奏曲第2番ヘ短調。独特のスタイルと解釈が有名なボゴレリッチは、今回の目玉のアーティストのひとりだという。第2楽章すべてをアンコールで演奏するほど、5000人近い観客を魅了したボゴレリッチ。その大きな手と個性豊かなスタイルは日本では見られないアーティストであった。
このコンサートは全部で3日間、朝早くから夜11時過ぎまで開かれる。都会でのエンタテインメントとして、今までの日本にはなかったスタイル。こういう文化が根づいてほしいものだ。
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