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SONGS & FRIENDS 第2弾 小坂忠「HORO」/ November 26 at Tokyo International Forum

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1975年に発表された小坂忠&ティン・パン・アレイのアルバム「HORO」の再現ライブ。夢のような組み合わせの奇跡の夜だった。「ありがとう」の発表後、彼の初めての大きなライブをみたのは1974年だったのか。フォージョーハーフというバンドをしたがえて。そのメンバーは初めて見る人達ばかりだったが、なんと林立夫、松任谷正隆、後藤正利、そしてペダルスティールの駒澤裕城の4人。その後の日本のポップスの立役者たちである。 ユーミンが「ありがとう」にピアノで参加していたことは忘れていた。でも、40数年ぶりに彼女と忠さんのデュオが観られるなんて、旦那さんの演出もにくい。また、その後の矢野顕子のピアノも圧巻だった。ほんとにこの人達の音楽に触れられた幸せだった。それを噛み締めていた。3時間を超えるライブだったが、時間を忘れてしまうほどの充実感でいっぱいだった。ありがとう、忠さん、細野さん。

Dave Grusin Big Band "The Music from West Side Story"/ November 15 at Bluenote Tokyo

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ニューヨークでGRPオールスターズを見て以来のグルーシン。御年84歳ということで、ぐっと見た目は老けた感じだが、音楽的な感性とアレンジ力はまだまだ超一流。今回はCDにもなっている「ウェストサイド物語」の曲をとりあげて、ビッグバンドで聞かせてくれる。 ゲストとして来日予定だったリー・リトナーは急病で来られなかったが、日本のギタリストに変更。また、男女それぞれのヴォーカリストをフィーチャーして、全編インストルメンタルではない構成となっていた。ビッグバンドの中心は日本のエリック宮城だが、日本の ジャズプレイヤーの力も大したものだ。1時間20分ほどの演奏は迫力いっぱい。やはりビッグバンド、いいですな。アンコールは同じバーンスタイン作「踊る大紐育/On The Town」の一曲、Lucky to me beをさりげなくピアノソロで届けてくれた。音数は少ないが情感あふれる演奏で、彼のピアノプレイヤーとしての個性を堪能できた。

Paul McCartney FRESHEN UP TOUR/ November 1 at Tokyo Dome

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昨年の4月に続いて1年半ぶりの来日。何か毎年の恒例のようだ。今回も新作「Egypt Station」を直前に発表するなど、ますます創作意欲にみちているポール。今回の趣向は3人のホーンセクション。最初に登場したときはなんと客席から演奏する、という粋な演出。ホーンが主体の曲「Lady Madonna」や「Got to get you into my life」でのサウンドはまさにレコードのような迫力。それにしてもあの、ビートルズのポールが東京ドームで歌っているのはなんとも不思議な感じ。今日はイエスタデイはなかったが、「From me to you」や「I saw her standing there」など、我々の世代には忘れられない曲ばかり。ポールは一体何歳なんだろう。

SET本公演「テクニカルハイスクールウォーズ」/ October 21 at Sunshine Theater

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久しぶりのSET本公演。3年ぶりかしら。今回は三宅座長が病気で倒れたため、公演が一時危ぶまれたのだが、無事に復帰しての舞台となった。いや、よかったです。 今回のテーマは「ものづくり」。このテーマにちなんで、若手の主役級座員が実際の町工場を体験。錫を用いたものづくりを体験してきたとのこと。日本の原点ですな。 舞台はというと、テンポのいいセリフが心地よい。場面転換も無駄がなくて、吉高寿男の脚本が冴えている。 オグちゃんの役どころ、今回はあまり目立たなかったが、やはりあのキャラはSETにはなくてはならないものだ。三宅さんの復帰、おめでとうございます!!

Jacob Collier with Bluenote Tokyo Symphonic Jazz Orchestra/ October 9 at Sumida Triphony Hall

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若き天才、ジェイコブ・コリアーを初めてライブで体験しました。しかも、バックは総勢60名のBluenote Tokyoシンフォニックジャズ・オーケストラ。ストリングスもしっかり入った大がかりな編成。指揮はエリック宮城さんでした。ちょうどクリス・ボッティのボストンライブを思い出しました。 さて、初めてみるジェイコブ。若さ溢れるそのパフォーマンスはとにかくダイナミック。ステージへの登場も客席後方からというサプライズがあったり、その後なんども客席に下りながら演奏を続けました。不思議なのはMIDIキーボードを使って出している(と思われる)コーラス。言葉も発するので、どこかに録音したデータを使っているとは思えず。とにかく不思議。 コーラスは彼のひとつの強みでもあるので、もう少しそれをじっくり聞きたかったです。とはいっても、ほんとの天才。キーボード、ピアノはいうに及ばず、ベース、ギター、パーカッションと目まぐるしくプレイするのですが、どれひとつとってもそれで飯が食えるぐらいのレベル。いやはや世界にはこういう人がまだいるんですね。こんどはひとりパフォーマンスが観たい!!

Pianistar HIROSHI/ September 23 at Tokyo Bunka Kaikan

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リットーミュージック時代には大変お世話になった方であると同時に、今はクラシック界の異色ピアニストとして著名なHIROSHIこと、吉田弘さん。4月のリットー会でも久しぶりにお会いできた。昔から大変優しい人柄で誰にでも好かれる人だったが、初めて拝見したコンサートも非常に彼の人となりが伝わってくるステージだった。合間のトークもなかなか洒落ていて、舞台にはピアノ1台というシンプルな演出だが、衣装や照明等のプロ仕事に支えられ堂々としたスターぶりである。また、アンコールは客席からのリクエストに応えて即興でピアノアレンジ。しかも数曲をメドレーにするという離れ業。今回は12曲もつなげてみせた。吉田さん、素晴らしい!

Ai Kuwabara with Steve Gadd and Will Lee / September 22 at Bluenote Tokyo

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東京でのライブとしては、2度めになるトリオ。初回にくらべるとあいちゃんもかなりリラックスした演奏になってきた。二大巨匠とも堂々にわたりあっているではないか。たいしたものです。今回はスタンダードの選曲もあり「黒いオルフェ」からのメドレーでは、ウィルがポルトガル語でヴォーカルを担当したり、楽しめる内容だった。昔レコードでしか聞いたことがなかったガッドやリーをこんな目の前で聞ける時代がくるとは。幸せなものです。じっくりかみしめたい。