2009年1月27日火曜日
TAKE 6/ January 25 at Billboard Live
昨年の4月以来の来日。新作『The Standard』を発表したテイク6が、初めてのビルボードライブへの登場である。このところ来日メンバーとしてほぼ固定した観のあるクリスチャン・デントリーは、完全にグループにとけ込んできた。
おなじみのナンバー、「So Much To Say」「Spread Love」などに加えて、新作のCDからは「Seven Steps to Heaven」、ミシェルルグランの名作「風のささやき」そして「What's Goin' On」などを初めて披露してくれた。なかでも「Seven〜」のところで、マイルスデイビスのトランペットソロをヴォーカリーズ先駆者のジョン・ヘンドリックスとアル・ジャロウに歌ってもらったことをマーク・キブルが話してくれた。その後、そのヴォーカーリーズ・ソロをマークが見事に再現した。彼らの実力、恐るべし。
2009年1月2日金曜日
Pat Metheny Group/ December 31 - January 1 at Bluenote Tokyo
今年最後のブルーノートは、パットメセニーグループによる「カウントダウン・ライブ」。おしゃれな年越しとなりました。今回のメンバーは、長年のパートナーであるキーボードのライル・メイズに、ステディなベースで定評のあるスティーブ・ロドビー、そしてラテン系のドラミングをみせるアントニオ・サンチェス。公演によりメンバーが入れ替わるのはよくあるのだが、パットのこのユニットはその意味でもJazzっぽいと言えよう。
カウントダウンの公演ということもあり、客席は立ち見もでるほどの満員状態。「Have You Heard?」のオープニングから、もう全員興奮状態。あいかわらずクリアなギターサウンド。めくるめくフィンガリング。パットメセニーの世界を満喫させてくれる。
お待ちかねの年明けの時間が近づくと、パットのMCが始まった。「この曲を私たちの新しい大統領、バラク・オバマに捧げます」と言って、「Are You Going With Me?」がスタート。0時が近づくと、ステージの壁に分数、そして秒数が表示され、曲のエンディングとほぼ同時に「A Happy New Year!」。事前に全員に配布されていたクラッカーがそこら中で炸裂! 最高な年明け気分を演出してくれた。
登録:
投稿 (Atom)