2017年12月23日土曜日
上原ひろみ☓熊谷和徳 Tour2017/ December 20 at Tokyu Orchard Hall
今年は上原ひろみyearである。今度は熊谷和徳というタップダンサーとのコラボ。コンビを組んで10年になるとのこと。確かに息はぴったり。タップは音的にもリズミックなので、案外おもしろい組み合わせなのでしょう。いろいろな曲で構成されており、バラードから4ビートまでヴァラエティに富んだ内容のライブだった。最後は名曲、「この素晴らしき世界/ What a wonderful world!!」。しかも席は一番前の特等席でした。
2017年12月13日水曜日
上原ひろみ&エドマール・カスタネーダ/ December 1 at Bluenote Tokyo
上原ひろみ+カスタネーダの第2弾。それにしてもなんというコラボレーション。カスタネーダの超人的な演奏能力にただただびっくり。ひろみさんのハープ版とでもいえるだろう。二人のデュオはますます高まりをみせているらしく、当分、この活動は続きそうである。ブラボー!
2017年11月19日日曜日
MIchel Camilo and Eliel Lazo/ November 5 at Bluenote Tokyo
今回のミシェル・カミロはキューバ出身のパーカッショニスト、エリエル・ラゾとのデュエット仕様。相変わらずの饒舌はプレイはただただ感嘆あるのみ。 Take Fiveとか、有名な楽曲を彼ならでは展開でグイグイひっぱっていく。ラゾもユニークなパーカッショニスト。キューバンならではの乗りは実に心地よいものだった。それにしてもミシェルさんのプレイはダイナミック。あんなに激しく引いたら指が折れそうというくらいのパワーのピアノは彼以外では無理でしょう。
2017年11月5日日曜日
ビバーチェな夜だから〜伊藤銀次/October 28 at Trattoria Vivace
以前から一度は言ってみたかった水道橋のビバーチェ。ようやく来ました。こんばんは13回めを迎えた伊藤銀次さんのソロライブ。お料理も美味しかったですが、そのあとのライブも充実していて、これで6000円は安い! また覗いてみたい感じ。銀次さんの新作CDもこちらで手に入れることができました。はい。
GOSPEL LIVE/ October 22 at Greater Refuge Temple/ New York
観光客向けのオプショナルツアーですが、日曜礼拝の中でゴスペルの音楽に触れられるということで参加しました。はじめての経験でしたが、本物のゴスペルに少しだけ触れられて感激しました。特にハモンド・オルガン奏者の素晴らしい演奏には聞き入りました。ただ、こういう教会も最近は減っていて、ハーレムから黒人が減少しているとのこと。
2017年11月4日土曜日
Hello Dolly/ October 21 at Shubert Theater/ New York
今回の観劇旅行の目玉がこれ。べットミドラーが主演の「ハロー・ドリー」でした。期待に違わぬ内容。アメリカのミュージカル伝統の本流を行くクオリティ。それにしてもミドラーの千両役者ぶりはすごかったのです。
相手役も達者なタレントばかりで、これぞブロードウェイという出し物でした。鳥肌がたった。
Beautiful - The Carole King Musical/ October 21 at Stephen Sondheim Theater/ New York
はじめてミュージカルのはしごを経験しました。前回NYで見て、今年、日本版を帝国劇場で堪能したキャロル・キングのミュージカルを再見。やはり本場は本場の味です。しかしキングの曲もいいですが、ライバルとして登場するバリー・マンとシンシア・ウェイルの曲は素晴らしかったのでした。
Billy Joel The Garden/ October 20 at Madison Square Garden/ New York
i
一昨年につづいてマディソン・スクエアガーデンのビリー・ジョエルライブです。今回は、ステージのちょうど裏側の席でしたが、なかなかご機嫌なポジションでした。セットリストは前回よりも少しマニアック。観客の反応次第で曲を選んで演奏していた。今回はHonestyもJust the way you areもなしです。しかし、地元であるニューヨークでの盛り上がりは現地ならでは。幸せな気分でした。
LA BOHEME/ October 19 at Metropolitan Opera House /New York
約2年ぶりのニューヨーク。当初は、カーネギーホールでマイケル・マクドナルドのコンサートを観るはずが突然のキャンセル。それでもめげずに探したのがメトロポリタン・オペラ。このオペラ、出し物が毎日変わるのが有名らしく、この日はプッチーニの名作「LA BOHEME」。悲劇なのだが、その舞台の豪華なこと。さすがニューヨークのメットオペラ。言語はイタリア語なので、席の前にあるディスプレイに英語で意味が表示される方式になっている。老若男女が勢揃い。ニューヨークのまた違った顔を見れたのでした。
2017年9月10日日曜日
星野源ライブツアー「Continues」追加公演/ September 9 at Saitama Super Arena
先日のツアー「Continues」の追加公演として、彼の出身地でもあるさいたまスーパーアリーナ(スタジアムモードで30,000人)で二日間行われたライブの初日を覗いた。さすがに新潟のときとはスケールが違う大きさ。ライブの構成はツアーなのでほぼ同じだが、先月発表されたシングル「Family Song」のライブでの初お目見えとなった。
スタジアムなので音響の還りのずれはなんともならないが、よくカバーしていたと思う。
最後の曲ではかなり声がかすれていてちょっと心配になった。観客も非常に幅広い年齢層がきていた。
2017年8月11日金曜日
Beautiful -The Carole King Musical-/ August 9 at Imperial Theater
ようやく目にできた日本版「Beautiful」。ブロードウェイで見たのが2015年だったから、作品としては2年ぶり。キャロルたちの曲がどれくらい日本語化されているかの興味とそれが自然に歌に溶けこめるのか心配だったが、流石は湯川れい子さん。さりげない日本語が添えられていた。
ミュージカルだから生のバンドは当たり前だけれど、久しぶりの日本製ミュージカルなので、どうだろうかと思っていたのだが、いやはやクオリティの高さに感心しました。主役の奈々さんはもとより、バリーマンとシンシアウェイルを演じた俳優たちの達者さ、そのた大勢のカンパニーのひとりひとりの演技や歌のレベルも大したものです。ブロードウェイと比べても遜色がないと思いました。
2017年7月10日月曜日
細野晴臣 初夏ツアー/ July 10 at Asakusa Kokaido
昨年のブルーノートに引き続き、浅草という渋い場所でのライブ。昨日で70歳になられた細野さん。昔から、その軽さとひょうひょうとしたキャラクターが売り物だったけれど、ますます好々爺になってきた。ライブのスタイルはブギであり、カントリーであり、ブルースであり、アメリカ音楽のルーツ。いつものバック、大地くん、伊賀さん、そして高田さんのバックも目立たないが、非常にシュアーなバンドサウンド。高度なテクニックに裏打ちされたものが聞こえる。ゲストはブギピアニストの斉藤氏、林立夫、越美晴。そろそろ新しいヴォーカルアルバムがでるとのこと。
また、オープニングアクトに清水ミチコが登場したのにはびっくり!
2017年7月4日火曜日
星野源ライブツアー「continues」/ June 30 at TOKI MESSE
なかなか抽選にあたらず、ようやく家人のくじが当たったのが新潟。初めての朱鷺メッセ。初めての新潟。初めての源ちゃんライブ。DVDでは見ていたが、やはりライブは楽しい。イントロはあの「Firecracker」で始まり、細野さんへのリスペクトをたくさん感じる構成だった。エンディングではなんと「はらいそ」を全曲流していたくらい。今や絶頂期といっていいアーティストだが、長く続いてほしいものだ。
熱海五郎一座 / June 25 at 新橋演舞場
約1年ぶりの新橋演舞場。昨年体験した桟敷席が忘れられず、今年も桟敷席での観劇。見やすいし食事もできるゴージャスな席であります。
さて、今回の話はミステリー仕立て。あの、藤原紀香のいや綺麗なこと。フェロモンぷんぷんの存在感でした。三宅・小倉コンビに加えて、今回は渡辺リーダーとラサール石井のコントも爆発。東京喜劇の伝統がここに根付いているのだ。
Ai Kuwahara with Steve Gadd and Will Lee/ June 23 at Bluenote Tokyo
日本のジャズピアニストも世界的な活躍をする時代になってきたが、またひとり新しい才能が生まれた。桑原あい。新しい感覚をもちつつジャズの本流を継承するピアニスト。先日アルバムを一緒に作った二人のスーパーミュージシャンを従えてのライブ。贅沢である。ドラムス、スティーブ・ガッドに、山下達郎のデビューアルバムでエネルギッシュなベースを聞かせてくれた、あのウィル・リーである。
素晴らしい時代になったものです。
2017年5月18日木曜日
鶴瓶噺2017/ May 14 at Setagaya Public Theatre
2月に聞いた落語とは一味違う「鶴瓶噺」。2時間たっぷりの話芸、いつもそのエネルギーに圧倒される。身の回りに起こった出来事を面白おかしく喋るのだが、誰にでもできるものではない。ぐいぐいひきこまれていく。今回はNHKの長寿番組にもなっている「鶴瓶の家族に乾杯」からのエピソードをいくつか披露。会場は爆笑につぐ爆笑。Endingには、話の中で登場した人物が映像で登場して、再び笑いが。笑いの天才、鶴瓶さん。また聞きたくなってくる。
2017年5月7日日曜日
DISH// / May 6 at Kanagawa Kenmin Hall
家内の友人が直接キーボードを教えているという若手バンド、DISH//のライブに初参加。97%??は女子、しかも中学生もしくは高校生を思われるファンの中での観戦は初めての体験だが、内容は
なかなか凝った構成でそれなりに楽しめた。最近のライブ・プロダクションのレベルの高さに感心したのは、リアルな演奏と録音音源の差がなかなかわからないこと。しかも映像ともシンクロしているので
高度な演出、構成がいるのだと思った。平均年齢二十歳の彼らのエネルギーもすごかったが、それ以上に凄まじかったのはガールズ(スラッシャーズと呼ぶのだそうだ)の声の大きさ。なかなかできない体験をさせていただいた。
2017年5月6日土曜日
La Folle Journee au Japon/ May 5 at Tokyo International Forum
何年かぶりにGWの恒例となった東京国際フォーラムの「ラ・フォル・ジュルネ」に参加した。今回はテーマが「ダンス」ということで、踊りにまつわるクラシックの祭典。演奏を聞いたのは、まずロシアの指揮者とオーケストラによるロシア作曲家のダンス組曲など。「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」そしてショスタコーヴィチの曲。ロシアならではの雄大な音を堪能した。ふたつめはおなじみ 小曽根真 とロシアのピアニストのピアノ・デュオによるモーツァルト。二度目のアンコールで、なんと「C Jam Blues」でアドリブ合戦とあいなった。さすがにこのレベルになると、クラシックもジャズもないのだと納得。たまにはクラシックもいいいものです。
2017年5月1日月曜日
Paul McCartney One on One Tour/ April 30th at Tokyo Dome
4年ぶりに出会った生けるレジェンド、ポール・マッカートニー。とにかく元気だ。オープニングの「A Hard Day's night」に始まり、エンディングの「The End」まで、ビートルズ時代、ウィングス時代、ソロ時代、それぞれのヒット曲をバランス良く配置してある構成は前回と同じだが、微妙に選曲が変わっていて。今回のサプライスは「You won't see me」。ラバー・ソウルからの選曲はあまりないことから、非常に嬉しい。
またクオリーメン時代の曲やリンゴが歌った「I wanna be your man」など、ついつい一緒に歌ってしまう。
最近の曲の歌詞はなかなか覚えられないのに、ビートルズ時代の曲は不思議と全部歌詞を覚えている。やはり青春のなせる技だろうか。とにかく、生きている間にビートルズの曲を元ビートルズのポールが歌っているという事実に感謝したい。
2017年4月22日土曜日
矢野顕子x上原ひろみ TOUR 2017 ラーメンな女たち/ April 19 at Tokyo Bunka Kaikan
上野公園にある東京文化会館で行われた矢野アッコちゃんと上原ひろみのデュオ・ライブ。いや、素晴らしいコンサートでした。 上原ひろみの鬼気迫るピアノはもちろんだが、矢野のちょっとルースな雰囲気のバランスがたまらない。二人の息もぴったりで、お互いに尊敬しあっている気持ちが素直に伝わってくる。親子ぐらいの年の差だが、音楽は年齢など、関係ないということがよくわかる。先日のラジオ特番「WE LOVE RADIO」で共演した山下達郎、星野源のコンビにも通じるものがあった。それにしても上原の「I Got Rhythm」の衝撃。稀代のジャズピアニストでも彼女ほどの創造性を発揮できただろうか? アンコールの上原作「Green Tea Farm」、もともと上原が矢野の声を意識して書いたという曲だが、素晴らしさに涙が出た。
2017年3月12日日曜日
Nana MIzuki "LIVE ZIPANG"/ March 11 at Saitama Super Arena
2年ぶりに水樹奈々さんのライブ。今回はさいたまスーパーアリーナのスタジアムモード。大きな会場いっぱいの観客、いっぱいのペンライト。
「ジパング」というテーマのもと、いろいろな企画がちりばめられた豪華なライブであった。
7月にはキャロル・キングの「ビューティフル」の主演と務めるということで、ますます油ののっている彼女である。
頑張って欲しい。
早坂紗知 Birthday Live/ February 26 at 江古田Buddy
今年で32回目を数えるジャズ・サックスプレイヤー、早坂紗知さんのバースデイライブ。一昨年に弟に連れられてみたのが最初だから、今回で3度め。弟の大学時代のバンド仲間であると同時に現役のプロミュージシャン、紗知さんの素晴らしい演奏は相変わらず。昨年4月に他界してしまった弟はもういないが、その魂はきっと見ていてくれたはず。いつも豪華なゲストが楽しみだが、今年はなんと日本アカデミー賞の主演男優賞のウィナー、佐藤浩市だった。なかなか味のあるヴォーカル。今年は弟の嫁と家内、三人での鑑賞となった。トム・ウェイツの「子供たちによろしく」は心にのこる曲だった。
2017年2月9日木曜日
Chris Botti/ February 5th at Bluenote Tokyo
スティングのバックバンドなどを経て、ジャズトランペット界の貴公子となったクリス・ボッティ。ボストンでの素晴らしいライブを収めた「Chris Botti in Boston」で、その演奏の素晴らしさは知ってはいったが、期待を200%以上超えるライブであった。まず、そのサウンドの素晴らしいこと。あとで聞いたのだが、今回のPAミックスは現地からのスタッフらしく、トランペットなどにかかるエコーの深みと響きは今までに体験したことのないレベルのものだった。どんなエコー・チェンバーだったのか。
ドラムス、ベースそしてピアノというリズム・セクションの素晴らしさは言うに及ばず、キーボード、ギターもレベル以上のスキルの持ち主。加えてセクシーなヴァイオリニストとパワフルなヴォーカルというメンバーの豪華なこと。それをうまくまとめているのがクリスだ。思ったよりは太めな感じのクリスだったが、プレイも印象的だった。全部で2時間近いライブは実にオトクな感じ。また、途中でクリス自身の言葉で、写真撮影やビデオ撮影を歓迎する、というメッセージ。ブルーノートでは初めての体験だった。太っ腹!
2017年1月9日月曜日
小松政夫芸能生活50週年記念公演「いつも心にシャボン玉」/ January 7 at Yomiuri Hall
植木等の付き人になることで芸能界入りしてから50年。数々のギャグ、伊東四朗とのコンビネーションによるコント、いろいろ思い出の多いコメディアンのひとりである。今回はジャズのビッグ・バンドをバックに歌を中心に構成された舞台であった。ファンからすると彼おとくいのコントがあまり見られなかったのは寂しかった。やはりどこかで伊東さんとのデュオをみせてほしかった。ゲストは園まり、東京03,そしてはなわの三組で、それぞれの芸も楽しめた。園まりは相変わらずの美しさ。子供の頃に毎週観ていた「シャボン玉ホリデー」のことを思い出す夜だった。
登録:
投稿 (Atom)