2009年以来のツアーライブである。全米30ヶ所以上の本格的ツアーで、どうやらオーストラリアとニュージーランドツアーも追加されたようだ。
とにかく、アメリカで見る初めてのSダン。地元ならではのノリとリラックスさがミックスした実に大人なライブでした。イントロの「Dizzy's Bidness」とアウトロの「Last Tango In Paris」は二人をのぞくバンドのインストゥルメンタルだが、これだけでも聴きもの。とにかくPAのバランスも素晴らしいし、それぞれの演奏能力も只者ではない。2006年に六本木ビルボードライブに来日したときのメンバーが多数を占めているが、このツアーからの参加組もいるようだ。
ウォルターとドナルドが登場すると会場全体が総立ち。「Your Gold Teeth」そして「Aja」と始まったライブは実に2時間20分を越えるロングバージョン。もちろん、みんなが聞きたい「Josie」「Peg」「Babylon Sisters」などが後半のクライマックス。エンディングは会場全体で「My Old School」を熱唱というしかけだ。
アンコールはおなじみ「Kid Charlemagne」。ギターのジョン・ヘリントンの素晴らしいソロも堪能した。東京でもプレイに感心したドラムスのキース・カーロックはますますバンドに溶け込むと同時にシャッフルをはじめとしたシュアなドラミングを2時間続ける体力にも脱帽しました。早く日本に来て欲しいものですね。
2011年10月22日土曜日
2011年10月21日金曜日
O - CIRQUE DE SOLEIL/ October 12 at Hotel Bellagio, Las Vegasr
久しぶりのシルク・ド・ソレイユのステージ。3年前にラスベガスに来たとき、「KA」と「ビートルズのLOVE」を見て、そのステージ構成の素晴らしさと舞台装置の巧みさに感動したが、今回もそれ以上の素晴らしさに感心しきりであった。とにかく、舞台における「水」の使い方の妙味と演出のそれこそ針を通すようなタイミングのスリルといったら。。。
出演しているパフォーマーの実力は言うに及ばず、この舞台というかプールというか変幻自在の水舞台はなかなか言葉では語りつくせない。シルクの舞台の特徴が、かならずどのステージにも登場するピエロだ。この「O」にも出てくるが、ここでは物語のMCのような役割を果たしている。
オープンしてから13年が経過しているにも関わらず、相変わらずチケットの入手が困難だという人気ステージだという。これを見にラスベガスに行く価値のあるショウといえるでしょう。
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