2008年1月15日火曜日
Lisa Ono/ Jan 14 at Suncity Hall
ボサノバをベースに様々なジャンルに挑戦している小野リサ。
久々のライブだ。前半は昨年11月にリリースしたアントニオ・カルロス・ジョビンの作品集「イパネマ」から「イパネマの娘」や「ワンノートサンバ」といったスタンダード曲などを中心に、ブラジル色溢れる内容。ピアノ、ベース、ドラムス、フルート、そして彼女のギターというシンプルな構成ではあるが、非常に上品な音作りが素晴らしい。特に音数は少ないが、無駄のないシンプルな響きのピアノは特筆すべきプレイだった。
後で分かったのだが、このピアニストこそ、大貫妙子や小野リサらに絶賛されているフェビアン・レザ・パネであった。シンガポール人であった。
後半は、昨年の夏に発表された『ソウル・ボッサ』からソウルの名曲集。「ドック・オブ・ザ・ベイ」のアンニュイな感じが心地よい。アンコールでは、アルバムに入っていないスティービー・ワンダーの「サンシャイン・オブ・マイ・ライフ」まで飛び出した。
彼女を初めてみたのは、大学時代、四谷の「サッシペレレ」だった。確か高校生だったと思う。その時からあの声、雰囲気は変わっていない。大きなアーティストになったものだ。
2008年1月6日日曜日
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