2022年11月17日木曜日

Hayato Sumino with Francesco Tristano/ November 15 at Blue Note Tokyo

東大出身にも関わらずピアニストとしてYouTubeで人気の高さを誇る角野隼斗とルクセンブルク出身の若手ピアニスト、フランチェスコ・トリスターノの珍しいピアノ・デュオ公演。ウェザー・リポートの「バードランド」に始まり、バッハ、オリジナル、といったバラエティに富んだセットリストが素晴らしかった。エンディングはラヴェルの「ボレロ」を2台のピアノで感動させてくれた。注目のアーティストだ。

TOSHIKO AKIYOSHI SOLO/ November 14 at Blue Note Tokyo

日本の生けるジャズレジェントのおひとり、秋吉敏子さんが久しぶりに来日、ブルーノートでの公演を行った。御年90歳で流石に足腰は不自由な様子だったが、演奏そのものは彼女ならではのガッツ溢れるプレイで観客を唸らせた。歌手、フルーティストとしてゲスト出演した娘さんのマンディ・満ちるさんとの息もぴったり。日本人として誇りに思う瞬間である。

2022年11月16日水曜日

十三代目市川團十郎白猿襲名披露 十一月吉例顔見世大歌舞伎/ November 9 at 歌舞伎座

歌舞伎座で本格的な狂言を見るのは初めてだったが、歌舞伎界のプリンス、新之助の「團十郎襲名」はどうしても見逃せない。期待以上の舞台で、歌舞伎界のオールスターが登場した最高のものになった。菊五郎、白鴎などベテランの存在感はもとより、幸四郎も素晴らしい演技を見せてくれた。歌舞伎十八番のひとつ「助六由縁江戸桜」を初めて鑑賞したのだが、今まで見ていなかったことが悔やまれるほど、面白いエンタテインメントである。 年に一度は見てみたい。

2022年11月6日日曜日

Super Eccentric Theater第60回記念本公演「堕天使達の鎮魂歌〜夢色ハーモニーは永遠に〜」/ November 4 at Sunshine Theater

ちょうど誕生日だった4日に1年ぶりとなるSET(スーパーエキセントリックシアター)の本公演にでかけました(サンシャイン劇場)。前回の「太秦ラプソディ」も出色の出来でしたが、今回のものも時代を移したキャッチーなテーマでした。女性コーラスグループが長い下積み時代の果てに。。。。という。 音楽を巧みに舞台(コメディ)にとりいれるSETの面目躍如といった展開で、団員達の音楽性がいかんなく発揮された舞台でした。 また、ファンにはおなじみの音楽ギャグ(もちろん、三宅座長とオグちゃんによる)も見どころのひとつ。 最近、こういった音楽をネタにした笑いがとんと少ないですよね(昔はクレイジー・キャッツやドリフターズなど、沢山ありました)。とにかく。客入れのBGMが山下達郎の「On The Street Corner」だったのにはびっくり!

UENOの森のHIROSHI 2022/ November 3 at Tokyo Bunka Kaikan

パンデミックの影響をもろに受けたコンサート業界。吉田洋くんも大変な時代を過ごしたことでしょう。3年ぶりのコンサートでは、元気いっぱいで素晴らしい演奏を聞かせてくれました。 アンコールのお楽しみ、リクエスト曲による即興メドレー演奏も復活して、ピアニスターの面目躍如といったところでしょう。ますますお元気で。

TATSURO YAMASHITA Performance 2022/ October 16 at NHK Hall

3年ぶりのNHKホール。3年ぶりの生タツロー。今年は弟の七回忌CDを制作したのですが、そのCDで取り上げた曲が多く含まれているジーンとくるセットリストでした。 Welcome Back, The King of CITY POP.