2020年12月21日月曜日
ONUKI TAEKO Symphonic Concert 2020/ December 20 at Hitomi Memorial Hall
一昨年の品川教会コンサート以来だから、およそ2年ぶり。今回はシンフォニックコンサートという豪華版。いつものバンドに加えてフルオーケストラをバックにした大貫ワールドを堪能させていただきました。
オーケストレーションの見事なこと、また千住明氏の指揮による音紬に酔いしれた2時間。おまけに坂本教授まで駆けつけるとは。苦しいことの多かった今年の最後に素晴らしいライブをありがとうございました。
Saltish Night Vol.24 produced by Satoru Shionoya/ December 19 at Nakano Sunplaza Hall
今年で24回目を数えるピアニスト、塩谷哲のクリスマスイベントである。初めて参加したが、家庭的な雰囲気あふれる良いライブだった。ソルト&シュガーとして長年コンビを組んでいるシングライクトーキングの佐藤竹善とのコラボには海外の名曲も含まれており、聴き応えのあるパフォーマンスだった。ゲストは、スキマスイッチ。4人で演奏した「全力少年」は素晴らしかった。それにしても塩谷さんのピアノテクニック、センスには脱帽です。
2020年12月3日木曜日
よしもとお笑いライブ IN 三郷2020/ November 28 at Misato Bunka Kaikan
一昨年の矢野顕子ライブ以来の地元公演。今回はあのよしもとのお笑い軍団が降臨とのことでした。約2時間のステージだが、徹底した感染対策が取られていて、ほんとにスタッフも大変。お疲れさまでした。
テレビでおなじみのタレントばかりだが、スピード感あふれる漫才に感心したのは「MIKI」。兄弟ならではの呼吸はもちろんだが、それ以上のプロ感覚を感じた。コントグループでは「パンサー」「相席スタート」がいい味を出していた。また、トリの「中川家」はまさに安定の漫才。客いじりも含めた関西芸人の代表といえよう。大いに笑わせていただいた。
2020年11月26日木曜日
The Carole King Musical "Beautiful" / November 22 at Imperial Theater
2017年に初演された「ビューティフル」の再演。水樹奈々さんも再びの出演だが、妊娠中の公演となった。今回注目したのは、20人足らずのキャストのいや達者なこと。歌も踊りもほんとに日本のレベルはかなりなところまできた、という感触だ。劇場の楽しみの一つだった飲食は一切なし、という状況はいつまで続くのだろうか。
伊東四朗トークショー「あたシ・シストリー」/ November 11 at Kitazawa Town Hall
大変お久しぶりでした。伊東さんの舞台は、何年ぶりだろうか。今回はトークショーということで、非常にリラックスした雰囲気の中で愉快な話が展開した。4回公演のうち、最後のゲストは三宅裕司氏。1980年代からのお付き合いだが、息の合ったお二人だけに、トークショーもコントをみているようなリズム感。殺伐とした状況が続く今だが、ほっとした雰囲気におおいに和ませていただいた。
世界中がフォーリンラブ! SET本公演/ October 22 at Sunshine Theatre
三宅さんと小倉さんに会うのは、実に久しぶり。今回はコロナウイルスありきの設定で、席もほぼ50%のあつらえ。それでもステージの魅力にひかれて多くの人々が集っていた。今回の芝居、非常に風刺のきいた内容となっており、「ほれウィルス」が主人公。いろいろな展開にとまどうこともあったが、実に楽しい舞台であった。演劇人にはぜひ頑張っていただきたい。
2020年9月19日土曜日
ベイジルタウンの女神/ September 18 at Setagaya Public Theater
劇作家・演出家として人気の高いケラリーノ・サンドロビッチの舞台は初めて。ただ、予想以上に楽しい芝居で大いに楽しめた。主演の緒方たまきの熱演もさることながら、いや、豪華な俳優陣にびっくり。仲村トオル、水野真紀、吉岡里帆、そして昨年の朝テレで人気の出た松下洸平などなど。アメリカのある貧民街を舞台にしたフィクションだが、喜劇的なセリフ、現代的な舞台演出の効果により、長時間にもかかわらず堪能させていただきました。今後、フォローしていきたい。
2020年9月12日土曜日
上原ひろみ"Save Live Music" HIROMI - Ballads-/ September 11 at Bluenote Tokyo
先週に引き続いての上原ひろみ、今度はバラードだけを集めたマニアックなライブ。この回は同時にオンライン配信も行われていて、実際の観客とオンラインの観客に向けた挨拶があり、なんか不思議な感覚に襲われた。さて、パフォーマンスだが、今までみたひろみさんのライブの中でも特筆すべきクオリティだったのではないか。バラードのうまさには昔から定評があった彼女だが、こうしてバラードだけのプレイを聞くと、その発想力、繊細さ、また技術に裏打ちされた音の表情の奥行きさなど、世界一といっていい。時間は多少短かったが、ピアノの音にまさに酔いしれた夜だった。
上原ひろみ "Save Live Music" HIROMI -Place To Be-/ September 4 at Bluenote Tokyo
前回はオンライン配信だったが、半年ぶりにほんもののライブ。今回のテーマはおよそ10年前に発表された「Place To Be」。ラスベガスの組曲をはじめ、魅力的なレパートリーが披露された。
やはり生で聞く、見るライブは最高だ。客席は以前の3割。大きな声で声をかけることもあまりできない状況だが、拍手だけは鳴り響いていた。
2020年9月4日金曜日
上原ひろみ"Save Live Music" Hiromi -Spectrum-"/ August 28 at Online (Bluenote Tokyo)
新型コロナウイルスの影響で海外からのミュージシャン公演がほぼゼロとなっている今、ライブ界をもりあげよう、と我らが「上原ひろみ」が東京に帰ってきた。このライブを含めて、全部で4テーマのソロライブをほぼ1ヶ月にわたって東京における彼女のホームとでもいうべきブルーノート東京でおこなった。これは実際のライブ+配信というハイブリッド形式。昨年の暮にサントリーホールで披露した最新作をベースにしたソロライブ。いつもながら、その圧倒的なパフォーマンスに魅了された。
山下達郎 SUPER STREAMING/ July 30 at Online
もともとオリンピックイヤーであるはずだった今年。ホール不足からライブハウスでのアコースティックライブを予定していた山下達郎も結局すべての公演をキャンセルせざるをえなくなり、オンライン配信ライブにチャレンジすることとなった。だが、さすがにタツロー、音にこだわったプラットフォームのみの配信で配信とは思えないサウンドクオリティのライブとなった。京都・拾得でのアコースティックライブと一昨年に行われた木更津のライブ+おまけ映像という贅沢な内容だった。
Gen Hoshino's 10th Anniversary Concert "GRATITUDE"/ July 12 at Online (Shibuya Egg)
オンラインによる配信ライブ、第2弾は、星野源。最初にライブを開いた渋谷のライブハウスからの中継?+アルファの映像。10万人以上が視聴していたらしく、途中回線が遅くなるトラブルも続出したとのこと。配信ライブのいろいろな課題がかいまみえた。セットリストは昨年のワールドツアー+新曲で、達者なミュージシャンをバックに星野源ワールドが展開した。
Gospellers LIVE "ライブハウスからハーモニーを”/ July 5 at Online (from Billboard Tokyo)
12月に発生した中国発の新型コロナウイルスによって、世界中の営みが大きく変わってしまった。そのひとつがエンタテインメント業界で、人が集合するライブができなくなった。
その代替として、さまざまなアーティストが配信ライブを開始、そのさきがけのひとつがこのゴスペラーズだ。東京のビルボードライブからいつものライブを配信によってお茶の間に届けたのである。
このような状況を誰が想像しただろうか。
2020年8月29日土曜日
An evening with Chris Botti / February 24 at Blunote Tokyo
まさかパンデミックの流行で、世の中がここまで変わってしまうなんで想像だにしていなかった2020年初頭。 東京が、日本中が自粛ムードに入る直前、毎年2月の恒例となったクリス・ボッティのブルーノート公演。今年も素晴らしいミュージシャンを連れて最高のステージを見せてくれた。このステージの次の週から次々にライブパフォーマンスが中止になり、とうとう6ヶ月にわたりライブハウスが活動を停止することになるとは。。。とはいえ、このステージの聞き物は凄腕のオルガニスト、ジョーイ・デフランシスコ。ジャジーでいてドライブ感あふれるソロは最高でした。相変わらずリバーブの行き届いたサウンドは完璧。とてもライブとは思えないものなのでした。
登録:
投稿 (Atom)