2017年7月10日月曜日

細野晴臣 初夏ツアー/ July 10 at Asakusa Kokaido

昨年のブルーノートに引き続き、浅草という渋い場所でのライブ。昨日で70歳になられた細野さん。昔から、その軽さとひょうひょうとしたキャラクターが売り物だったけれど、ますます好々爺になってきた。ライブのスタイルはブギであり、カントリーであり、ブルースであり、アメリカ音楽のルーツ。いつものバック、大地くん、伊賀さん、そして高田さんのバックも目立たないが、非常にシュアーなバンドサウンド。高度なテクニックに裏打ちされたものが聞こえる。ゲストはブギピアニストの斉藤氏、林立夫、越美晴。そろそろ新しいヴォーカルアルバムがでるとのこと。 また、オープニングアクトに清水ミチコが登場したのにはびっくり!

2017年7月4日火曜日

星野源ライブツアー「continues」/ June 30 at TOKI MESSE

なかなか抽選にあたらず、ようやく家人のくじが当たったのが新潟。初めての朱鷺メッセ。初めての新潟。初めての源ちゃんライブ。DVDでは見ていたが、やはりライブは楽しい。イントロはあの「Firecracker」で始まり、細野さんへのリスペクトをたくさん感じる構成だった。エンディングではなんと「はらいそ」を全曲流していたくらい。今や絶頂期といっていいアーティストだが、長く続いてほしいものだ。

熱海五郎一座 / June 25 at 新橋演舞場

約1年ぶりの新橋演舞場。昨年体験した桟敷席が忘れられず、今年も桟敷席での観劇。見やすいし食事もできるゴージャスな席であります。 さて、今回の話はミステリー仕立て。あの、藤原紀香のいや綺麗なこと。フェロモンぷんぷんの存在感でした。三宅・小倉コンビに加えて、今回は渡辺リーダーとラサール石井のコントも爆発。東京喜劇の伝統がここに根付いているのだ。

Ai Kuwahara with Steve Gadd and Will Lee/ June 23 at Bluenote Tokyo

日本のジャズピアニストも世界的な活躍をする時代になってきたが、またひとり新しい才能が生まれた。桑原あい。新しい感覚をもちつつジャズの本流を継承するピアニスト。先日アルバムを一緒に作った二人のスーパーミュージシャンを従えてのライブ。贅沢である。ドラムス、スティーブ・ガッドに、山下達郎のデビューアルバムでエネルギッシュなベースを聞かせてくれた、あのウィル・リーである。 素晴らしい時代になったものです。