2016年9月15日木曜日

15th Tokyo Jazz Festival/ September 4 at Tokyo International Forum

15回目の東京Jazz。初めて観客として参加した。 プログラムは全部でみっつ。若手のジャズトリオ、fox capture planに、ベテラン、ケニー・バロン・トリオそしてトリは現代における最高のピアノデュオであろう、ミシェルカミロ&上原ひろみ。 豪華な取り合わせであった。fox capture planはいかにも21世紀的なジャズ・フュージョン的なアプローチで聞かせてくれた。また、安定したジャズの醍醐味を届けてくれたケニー・バロン。 ジャズならではのタイミングやゆとりを感じる演奏。年季が違うのだ。 当初、上原ひろみはトリオで来日する予定だったが、ベースのラボリエル、ドラムスのフィリップスが健康上の問題で来日できなくなり、急遽カミロとのピアノデュオになったという。現代においては 最高のジャズピアニストである二人のコラボレーションは、変幻自在。「キャラバン」や「A列車で行こう」といったスタンダードを取り上げても、簡単な具合には終わらない。観客全体がその演奏に 引き込まれるパワーはまさに稀代のミュージシャンである。