2015年9月25日金曜日

大貫妙子/ September 16 at Billboard Tokyo

ブルーノートで3月に見ているから今年2回目のライブである。 今回はトリオではなく、いつものゴールデンメンバー、小倉、レザパネ、林、沼澤、鈴木、森 にサポートされた実に心地よいサウンドに酔いしれる夜だった。 8月に40周年記念として発売されたシュガーベイブのデビュー作『SONGS』。久しぶり に聞いた彼女の声の若々しいこと。でも70年代とは思えない力強い音に感心した。今回は なんとREMIXバージョンも登場したのだが、オリジナルとは微妙な差。これを聞くと達郎では ないが、やはり笛吹銅次こと故大瀧さんのエンジニア力がいかに大きかったかがわかる。 「新しいシャツ」「都会」などのおなじみの曲に加えて、このバンドで録音していた『One Fine Day』からの「デジャヴ」を聞かせてくれた。このサウンドが実に気持ちよい。 そしてアンコールは、やっぱり「いつも通り」であった。オリジナルアレンジに近いサウンドで彼女のデビュー時を彷彿とさせてくれた。