2012年6月17日日曜日

熱海五郎一座 落語日本花吹雪〜出囃子は殺しのブルース〜/ June 16 at Sunshine Theater

  昨年の「伊東四朗一座・熱海五郎一座合同公演」から、ほぼ1年ぶりの三宅(五郎?)座長の復帰公演である。一時は歩くことも厳しかったという状況だったらしく、まずは三宅さんの舞台復帰に大拍手!!   お帰りなさい。  さて、今回はおなじみの面々に美人演歌歌手、林あさ美を加えた設定。いつもこの一座は美人をフィーチャーしたがるね。落語の監修を務めた春風亭昇太も言っていたが、さすがに五郎一座の面々、舞台上での落語がそれぞれさまになっている。三宅さん、渡辺リーダーはもともと明治大学の落研出身なのだが、アズマックス、ラ・サール、そしておぐちゃんも達者な落語家ぶりを見せてくれる。  さて、物語は落語会を二分する協会の各会長、三宅とラ・サールが芸術大賞をめざしてしのぎをけずる中、ラ・サールが何者かに毒(?)をもられる。その真相はいかに? という筋書き。これをおう頼りない刑事役が昇太とSETのおなじみ河本千明(彼女も今やこの一座の重要なメンバーである)。  今日が二日目という舞台はところどころでNGもでてしまう!ものだが、そのフォローがまた可笑しい。とにかく、最初の頃に登場する三宅さんとオグちゃんの二人コントを見られただけで、今日は満足だ。