2010年、ひとりで「オーケストリオン」という驚異的な楽器システムとの
共演コンサートで話題を呼んだパット・メセニー。今回は2008年以来のブルーノートで注目のベーシスト、ラリー・グラナディアとのデュオステージだ。
二人という編成もあり、かなりアコースティック色の強い演奏。アコースティックギター1本の曲や、さまざまなネックや弦がついた特製のトリプルギター(?)など、見た目の楽しさもあり、じっくり聴き込む内容のライブ。
しかしベーシシストのラリーが加わると、「これでもか」というドライヴ感にブルーノート全体が震える。ジャズギターというよりパットの世界が現出する。
最後には、「オーケストリオン」の一部を使った同時演奏(!!)の曲。天才パット・メセニーの天才たる所以を垣間見れた気がした。
2012年1月23日月曜日
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