2009年9月13日日曜日
Michel Camilo & Tomatito/ September 7 at Billboard Live Tokyo
ラテンジャズ界の大物、ミシェルカミーロとフラメンコギタリストであるトマティートのデュオライブ。アコースティックピアノとガットギターというシンプルな楽器構成であることを忘れさせるほど情熱的かつ音圧、音量ともに圧倒されるパフォーマンスであった。ラテンの名曲「ベサメムーチョ」やデュオにぴったりのチック・コリア作「スペイン」「ラコスタ」など、1曲1曲が聞き所もいっぱい。ベースやドラムスがない分、彼らのグルーブが直接伝わってくるのだが、とにかくそのリズム感覚の素晴らしさには脱帽だ。特にカミーロの超絶的なテクニックには感動した。ラテンの血なのだろうか。黒人のリズム&ブルースのノリとは違った感覚のリズムを感じる。サンバやカリプソ、レゲなど、ラテンの心地よいノリに酔いしれた70分であった。
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