2024年5月29日水曜日
Salt & Sugar Live/ May 10 at Billboard Live Tokyo
ジャズピアニスト、塩谷哲とシングライクトーキングの佐藤竹善からなるデュオ、ソルト&シュガー、久しぶりのライブ活動だという。 セットリストは我々にも親しみの深いアメリカンミュージックが中心で、楽しめるライブでした。ビリージョエルの「Zanzibal」、クインシー・ジョーンズが取り上げたシンシアウェイル&バリーマンの名曲「Just Once」など、馴染みのある曲ばかり。佐藤竹善の掘りの深い歌声、縦横無尽なピアノを駆使する塩谷哲の実力には脱帽で、久しぶりに日本が誇るアーティストに出会えた、という感じだ。
2024年5月10日金曜日
MICHEL CAMILO TRIO featuring Dafnis Prieto and Ricky Rodriguez/ May 6 at Blue Note Tokyo
昨年はどういうわけか、ビルボードライブでの公演となり、ブルーノートへの出演はなかったミシェル・カミロ。今年は2年ぶりのライブとなった。今年のセットはトリオで、素晴らしいドラマー、ベーシストを従えての強力なラテンジャズ・サウンドを聴かせてくれた。
後鳥羽伝説殺人事件/ May 6 at 伝承ホール
久しぶりにストレートプレイの舞台を堪能させていただきました。ご存知、浅見光彦シリーズのデビュー作である「後鳥羽伝説殺人事件」です。
2時間ちょっという上演時間に収めるためには相当なご苦労があったとうかがえます。
西岡徳馬氏をはじめとする豪華な出演者の顔触れもさることながら、終幕後のトークショーが楽しいものでした。
広島の三次市が舞台の話なので、広島弁に苦労したという話が語られ、西岡さんはゴルフをしながらミスター赤ヘルの山本浩二氏に
教えてもらったことを暴露。と、山本浩二ご本人が私の2席隣りにおられて、観客に向かってご挨拶するというハプニングもありました。
2024年5月5日日曜日
露崎春女「Covers Unlimited Vol.3」/ March 30 at Meguro Blues Alley
年末の国府弘子さんのライブにゲストとして登場してくれた露崎春女さんのソロライブに出かけました。テーマは全てカバー曲のみという素敵な構成。EW&Fからアレサ・フランクリンまで、ソウルフルなヴォーカルをたっぷり聴かせてくれました。ゲストも豪華で、国府弘子さんはもとより、彼女と同じく聴かせるヴォーカリストたちが参戦。R&Bファンなら聞き逃せない内容となりました。
LA FOLLE JOURNEE TOKYO 2024/ May 4 at Tokyo International Forum and etc.
2010年から日本で始まったクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネTOKYO」。コロナ禍により2年間が中止になったが、昨年に復活し、今年は再スタート2年目になる。今年のテーマは「オリジン〜すべてはここからはじまった ORIGINES」ということで、様々な起源を探る内容だという。東京国際フォーラムを中心に丸の内、有楽町のあらゆるところで開催された。1公演45分を基準とした短いプログラムは、様々なものを自由に聴くことができて楽しい。また無料講演も多く開催されている。さて、今回は、塩谷哲のピアノによる「ラプソディ•イン ・ブルー」と、エリック宮代率いるブラスセクションをフィーチャーしたラヴェルの「ボレロ」の2曲。また、おまけでジャジーな「ウォーターメロンマン」まで聞けて、大いにお得なプログラムになった。
2024年5月4日土曜日
James Taylor Live in Japan/ April 6 at Tokyo Garden Theatre
およそ10年ぶりに来日したJamese Taylor。スティーブ・ガッドやディーン・パークス(初来日?)といった一流メンバーを揃えた「all star band」を提げてのライブ。相変わらずのジェイムスらしいパフォーマンスだったが、それなりに見どころも多かった。会場は今回初となる有明のガーデンシアターだが、なかなかよい箱だと思う。さて、セットリストは、まさにヒット曲パレードという感じで、代表的なヒットソングを中心に構成されていた。時折、フィドルなどカントリーフレイバーの漂う作品などが登場。「Country Road」や「Fire and Rain」など、初期の傑作も取り混ぜて2時間を超えるステージは実に楽しいものだった。友人の予約席が意外にも前から3列目という素晴らしい位置で、ジェームスを間近に堪能することができた。一度、アメリカで聞いてみたい。
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