2024年11月22日金曜日
林檎博'24〜景気の回復〜/ November 21 at Saitama Super Arena
以前より気になっていたミュージシャン、椎名林檎のライブに初めて出かけた。「林檎博」と呼ばれるツアーはすべてソールドアウトだそうで、圧倒的なファンが付いているのだろう。The Mighty Galactic Empire と称される楽団は総勢50人近い陣容で、管弦含めた総合オーケストラ仕様。また、リズム・セクションも協力なメンバーで、音楽的なレベルは相当高いとみた。また、日本ではぴかいちと言われるハープ奏者、朝川朋之氏もメンバーでその豪華さにはびっくり。曲はひとつも知らないのだが、演奏、編曲、ステージパフォーマンス、そして照明とビジュアル演出の総合的なパフォーマンスを堪能させてもらった。2016年リオオリンピックの東京プレゼンテーションでもみせた実力を、2021の東京五輪で発揮いただけなかったのがなんとも悔やまれる。
Lee Ritenour & Dave Grusin with Brasilian Friends featuring Ivan Lins/ November 20 at Blue Note Tokyo
昨年に引き続きブルーノート東京に出演してくれらリー・リトナー&デイブ・グルーシン。今回はイヴァン・リンスをはじめとするブラジル人ミュージシャンを連れてのステージとなった。お二人名義の新作「BRASIL」をベースにしたセットリストだったが、実に心地よい響きのサウンド。御年90歳になられたというデイブ・グルーシンは、まだまだ現役バリバリ。ブラジルらしいグルーヴの曲も多く、ラテンテイストを堪能できたライブでした。イヴァン・リンスをライブで見たのは初めてでしたが、その声の感じがなんとも言われぬ心地よさ。また聞いてみたくなりました。
2024年10月8日火曜日
Gordon Goodwin's Big Phat Band 25th Anniversary/ October 2 at Blue Note Tokyo
久しぶりに本格的なビッグ・バンドに巡り会えた。西海岸を中心に活動するGordon Goodwinが率いるBig PHat Bandだ。総勢13名におよぶホーンセクションのダイナミクス、音圧の凄さは大編成ならでは。どんなセットリストかと思っていたら、すべてオリジナルというのには驚いた。しかも現代を生きるジャズ・バンドらしく、スウィングからファンク、テクノなどといったいろいろな曲調のものがあり、大いに楽しめたのでした。昔、リットーミュージックの副社長(もとはプロのトロンボーン奏者)といっしょにアメリカに出張していたとき、郊外にあるジャズクラブでアメリカのビッグ・バンドのライブに感激したのだが、その思い出がよみがえった。これからは見逃さないようにしよう。
2024年10月1日火曜日
MIKARIMBA featuring Steve Gadd, etc./ September 30 at Billboard Live Yokohama
今年還暦を迎えたニューヨーク在住のマリンバ奏者、ミカ・ストルツマンが率いるジャズ・バンド「MIKARIMBA」の横浜でのパフォーマンス。ファーストステージが17時30分からという時間のせいもあるのか、
客席の埋まり具合は寂しかった。にもかかわらず、演奏そのものはホットなパフォーマンスが繰り広げられた。もともとスティーブガッドがミカさんに声をかけて結成されたとのこと。今回、ミカさんのほかに
日本からはテクニシャン、塩谷哲がピアノで加わった。そつのない演奏はいつ聞いても安心感のあるもの。今度は東京のブルーノートで聞きたいものだ。
2024年9月29日日曜日
山下達郎 Performance 2024/ September 27 at Century Hall (Nagoya)
2024年初めてのライブ。今回は名古屋センチュリーホールでのライブ。名古屋国際会議場のメインホールなので、仕事がら何度か訪れたことがある。「日本も世界もギスギスした世の中なので、今年はなるべく明るい曲を中心にしたセットリストにしました」という説明があり、観客もうなずく様子がありました。ただ、老いてもなお凄さが増したと思われる声。70を越えたとはいえ、まだまだ現役ですね。
2024年9月26日木曜日
Akiko Yano and Hiromi Uehara - Step into Paradise/ September 25 at Tokyo Opera City
2人のデュオライブとしては3枚目になるライブ録音のあるステージ。長年にわたり共演してきたお二人の息はぴったり。
オリジナルから、グローバーワシントンJunior、服部良一の名曲まで幅広いジャンルの曲を届けてくれた。アルバムの発売は12月ということだ。
上原ひろみは、今年の後半も日本で現プロジェクト、のライブがあり、矢野顕子は林立夫や小原礼などとのバンドライブが控えている。二人とも
油の乗り切った活動が続く。
2024年9月25日水曜日
露崎春女 Covers Unlimited -Essentials-/ August 23 at LOFT HEAVEN
抜群に歌の上手なはるみさんのミニライブ。ギター1本にコーラス3人というまさにエッセンシャルな編成によるカヴァーズ。選曲のセンスも素晴らしく、マイケル・ジャクソンからウィルソン・フィリップスまで多彩な楽曲をシンプルかつ豪華に聞かせてくれた。
歌も好きだが、それよりもコーラスが大好きという彼女の趣味が色濃く現れていた。また、このスタイルで見たいものだ。
2024年8月2日金曜日
Hiromi’s SONICWONDER/ August 1 at Blue Note Tokyo
上原ひろみのホームグラウンド、ブルーノート東京でのSONICWONDERとしては初公演。昨年のニューアルバムと同じバンド編成。
ますます磨きのかかった4人の演奏が鬼気迫る。アンコールには特別ゲストとしてサックスプレイヤーの馬場智章(アニメーション映画「BLUE GIANT」で共演)も登場するなど、ほぼ90分近いライブは会場全体のボルテージを上げた。
2024年7月11日木曜日
Taeko Onuki -Peter and friends2024- / July 3 at Ebisu Garden Hall
昨年の夏に引き続き、恵比寿ガーデンホールでのライブ。前回から始まった録音時のセッショントラックを上手くライブに取り入れた構成で、人数以上のサウンドバリエーションを楽しめた。ギター、ドラムスも若手に代わっていて
新しい味を出していて、今後が楽しみだ。セットリストも結構マイナーな曲を取り上げていて、またCDが欲しくなりそう。フライングで、年末のシンフォニックコンサートの情報をMCで語ったり、ほのぼのとしたコンサートになった。
11月30日のコンサートのまた楽しみだ。
2024年6月30日日曜日
オペラ フィガロの結婚/ June 16 at 板橋区民会館
家人がお世話になっているチェロの先生が所属している板橋区演奏家協会主催によるオペラシリーズ。今回はモーツァルトの有名な歌劇「フィガロの結婚」を取り上げて上演された。約3時間近い上演時間にも関わらず、出演者、演奏者ともに力の入ったパフォーマンスを見せていた。このオペラ、初めてきちんと鑑賞させていただいたのだが、お話としては、結構色物に近いはちゃめちゃな展開が笑える。 人間的とも言えるのだが。。。ともあれ、皆様、お疲れ様でした。 もう少し観客が入ると良かったですね。
2024年6月16日日曜日
日比谷音楽祭 2024/ June 9 at Hibiya Yagai Ongakudo
日比谷野外音楽堂(最近ではYAONと呼ぶらしい)で開かれているフリーのコンサート「日比谷音楽祭」へ。
はっぴいえんどやガロを初めて観たのは高校の頃だったな。
このイベント、今年5年目でプロデューサー/ベーシストの亀田誠治が実行委員長となりジャンルに拘らない音楽祭を目指しているらしい。すべて無料ということで、その仕組みには興味ありますな。
出演者も実に多彩で、私が観たステージは、石川さゆり、ハラミちゃん、北村英治(なんと95歳! 現役バリバリでした)、日比谷ブロードウェイ、そして天才少女ドラマーYOYOKA、トリは小田和正という豪華が顔ぶれでした。亀田さんの指揮するバンドの中に久しぶりに佐橋佳幸さんを見つけました!
熱海五郎一座「スマイルフォーエバー」/ June 9 at Shinbashi Enbujo
新橋演舞場進出してから、今回で10周年だという。
コロナで1年とんだから、かれこれ11年なのね。そういう記念公演だから、久しぶりの伊東さん登場となった。
流石に86歳になられた最後の喜劇人は動きがやや衰えた感じはあるが、長台詞も流暢でした。
今回のテーマは「魔法」だそうで、ハリーポッター的な場面も幾つか登場して、ストーリーも楽しめる舞台だった。
2024年5月29日水曜日
Salt & Sugar Live/ May 10 at Billboard Live Tokyo
ジャズピアニスト、塩谷哲とシングライクトーキングの佐藤竹善からなるデュオ、ソルト&シュガー、久しぶりのライブ活動だという。 セットリストは我々にも親しみの深いアメリカンミュージックが中心で、楽しめるライブでした。ビリージョエルの「Zanzibal」、クインシー・ジョーンズが取り上げたシンシアウェイル&バリーマンの名曲「Just Once」など、馴染みのある曲ばかり。佐藤竹善の掘りの深い歌声、縦横無尽なピアノを駆使する塩谷哲の実力には脱帽で、久しぶりに日本が誇るアーティストに出会えた、という感じだ。
2024年5月10日金曜日
MICHEL CAMILO TRIO featuring Dafnis Prieto and Ricky Rodriguez/ May 6 at Blue Note Tokyo
昨年はどういうわけか、ビルボードライブでの公演となり、ブルーノートへの出演はなかったミシェル・カミロ。今年は2年ぶりのライブとなった。今年のセットはトリオで、素晴らしいドラマー、ベーシストを従えての強力なラテンジャズ・サウンドを聴かせてくれた。
後鳥羽伝説殺人事件/ May 6 at 伝承ホール
久しぶりにストレートプレイの舞台を堪能させていただきました。ご存知、浅見光彦シリーズのデビュー作である「後鳥羽伝説殺人事件」です。
2時間ちょっという上演時間に収めるためには相当なご苦労があったとうかがえます。
西岡徳馬氏をはじめとする豪華な出演者の顔触れもさることながら、終幕後のトークショーが楽しいものでした。
広島の三次市が舞台の話なので、広島弁に苦労したという話が語られ、西岡さんはゴルフをしながらミスター赤ヘルの山本浩二氏に
教えてもらったことを暴露。と、山本浩二ご本人が私の2席隣りにおられて、観客に向かってご挨拶するというハプニングもありました。
2024年5月5日日曜日
露崎春女「Covers Unlimited Vol.3」/ March 30 at Meguro Blues Alley
年末の国府弘子さんのライブにゲストとして登場してくれた露崎春女さんのソロライブに出かけました。テーマは全てカバー曲のみという素敵な構成。EW&Fからアレサ・フランクリンまで、ソウルフルなヴォーカルをたっぷり聴かせてくれました。ゲストも豪華で、国府弘子さんはもとより、彼女と同じく聴かせるヴォーカリストたちが参戦。R&Bファンなら聞き逃せない内容となりました。
LA FOLLE JOURNEE TOKYO 2024/ May 4 at Tokyo International Forum and etc.
2010年から日本で始まったクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネTOKYO」。コロナ禍により2年間が中止になったが、昨年に復活し、今年は再スタート2年目になる。今年のテーマは「オリジン〜すべてはここからはじまった ORIGINES」ということで、様々な起源を探る内容だという。東京国際フォーラムを中心に丸の内、有楽町のあらゆるところで開催された。1公演45分を基準とした短いプログラムは、様々なものを自由に聴くことができて楽しい。また無料講演も多く開催されている。さて、今回は、塩谷哲のピアノによる「ラプソディ•イン ・ブルー」と、エリック宮代率いるブラスセクションをフィーチャーしたラヴェルの「ボレロ」の2曲。また、おまけでジャジーな「ウォーターメロンマン」まで聞けて、大いにお得なプログラムになった。
2024年5月4日土曜日
James Taylor Live in Japan/ April 6 at Tokyo Garden Theatre
およそ10年ぶりに来日したJamese Taylor。スティーブ・ガッドやディーン・パークス(初来日?)といった一流メンバーを揃えた「all star band」を提げてのライブ。相変わらずのジェイムスらしいパフォーマンスだったが、それなりに見どころも多かった。会場は今回初となる有明のガーデンシアターだが、なかなかよい箱だと思う。さて、セットリストは、まさにヒット曲パレードという感じで、代表的なヒットソングを中心に構成されていた。時折、フィドルなどカントリーフレイバーの漂う作品などが登場。「Country Road」や「Fire and Rain」など、初期の傑作も取り混ぜて2時間を超えるステージは実に楽しいものだった。友人の予約席が意外にも前から3列目という素晴らしい位置で、ジェームスを間近に堪能することができた。一度、アメリカで聞いてみたい。
2024年3月3日日曜日
Chris Botti / March 1 at Blue Note Tokyo
コロナ後にようやく落ち着きを見せてきたエンタメ界。今年は1月からビッグネームの来日が相次いでいる。Bruno Mars、Billy Joel、Ed Sheeran、そしてTaylor Swiftまで。日常がいかに大切かを今更ながらに感じている。さて、ブルーノート冬の定番となったクリス・ボッティ。今回も素晴らしいミュージシャンを引き連れて来日、素敵なライブを聞かせてくれた。昨年久しぶりに発表された新作「Vol.1」からと今までの定番曲を取り混ぜたプレイリストで大いに客席が沸いた。昨年も来日したシンガーソングライター、John Splithoffも「Paris」をはじめとするヴォーカルを聞かせてくれた。また来年が楽しみだ。
2024年2月28日水曜日
Sachi Hayasaka Birthday Live with Yosuke Yamashita / February 26 at Live Buddy
毎年恒例の紗智さんのバースデイライブ。なんと38回目の開催だという。今回は山下洋輔トリオのドラマーだった小山彰太さん、ドイツで活躍中のギタリスト、内橋和久さんをゲストに迎えて楽しいパフォーマンスとなりました。スガテンの同級生でもある紗智さんを聴きに大学の同級生たちも集まった。マリさん、実樹さんたちも。ぜひ続けてもらいたい。
2024年2月24日土曜日
Boz Scaggs Live/ February 21 at Tokyo Dome Hall
2013年のDukes of September(日本武道館)以来だから、ほぼ10年ぶりのBoz Scaggs。今回はTOKYO DOME CITY HALLでの公演となった。このホールには初めて来たのだが、なかなか見やすいホールで音響も申し分ない。またバックはさすがアメリカのミュージシャン、無名だけど達者なメンバーを揃えてきた。特にサックス、ギター、シンセなどを担当していた人の器用なこと器用なこと。ドラムスやベースも腕利きを揃えてきたなと、思っていたら、最後にボズが紹介したベーシストの名前は、なんと「WIllie Weeks」だって!!
早く言ってよ。そういえば、弾いていたのはプレシジョンだった。wikiによると御年76歳だそうだけど、若々しくて驚いた。セットリストは日本人を意識してか『Silk Degrees』からの選曲が中心。もちろんあの「Lowdown」や「We are all alone」「Harbor Lights」などなど、聞きたかった曲がたくさん。2時間たっぷりのパフォーマンスに酔いしれたのでした。
2024年2月20日火曜日
Shai Maestro / February 19 at Cotton Club
先週Ben Wendel Groupでブルーノート東京に出演していたピアニスト、イスラエル出身のシャイ・マエストロが、コットンクラブでソロ・パフォーマンスを行った。グループでの演奏とはうってかわってインプロヴィゼーションを中心としたパフォーマンスで観客を魅了した。上原ひろみのソロパフォーマンスにも似たプレイで、静かな始まりからダイナミックな展開にいたる演出がここちよい。男性だけに力強い音色も楽しませてくれた。もっと聞いてみようと思った。
Ben Wendel Group/ February 16 at Blue Note Tokyo
若手のサックスプレイヤーとして注目されるBen Wendel。ブルーノート東京には初お目見えとなった。今年のグラミー賞にもノミネートされたというが、ちょっとフリージャズの匂いを感じさせるフレージングや速弾きも魅力的なアーティストだった。会社の若手を連れてのライブだったが、みなそれぞれに楽しんでくれたようだ。編成はサックスにピアノ・トリオというものだったが、みな達者なプレイヤーで、ソロプレイも楽しませてくれた。今後も期待したいプレイヤーだ。
2024年1月31日水曜日
Ed Sheeran/ January 31 at Tokyo Dome
初めてのエド•シーラン。イギリスの旬なシンガーソングライターだ。世代が違うので、ライブをみたのは初体験。ビートルズを題材とした「YESTERDAY」という映画には、本人としても出演していて、よい味を出していた。
一人とは思えないサウンドの広がり、またサポートミュージシャンが舞台以外のところに位置するなど、演出面でも大いに楽しましてくれました。映画でも使われた「Shape of you」など、ファンにおなじみの曲も多く、ドーム全体をのせるパフォーマンスは流石。じっくり曲を聞いてみたいと思った。それにしてもギターと歌というシンプルなセットで、これだけスケールの大きなライブができることにも感心した。
Pat Metheny & Ron Carter / January 25 at Blue Note Tokyo
2019年1月にインフルエンザに罹り、blue noteのライブを見逃して以来だから、久しぶりのpat metheny liveとなった。今回は大御所、ロン•カーターとの共演。二人に加えて、若手のドラマー Joe Dysonとのトリオ構成だった。もちろん客席は満席で、熱いステージとなった。パットのライブでは聴いたことが無かったスタンダードに感激。「いつか王子様が」や60年代の懐かしヒット曲「Sunny/ Bobby Hebb」など、聞きどころ満載のパフォーマンスとなった。
2024年1月26日金曜日
Billy Joel in Concert / January 24 at Tokyo Dome
2017年10月にニューヨークで観たマディソンスクエアガーデンでのライブから早7年。コロナ禍が開けて初のビリージョエル。今回は、なんとたった1回のライブということで、日本の盛り上がり方も上々だった。大昔に比べると東京ドームの音響もだいぶ良くなっていて、小さなトライアングルの音もクリアに聞こえる。ニューヨークの時とセットリストは多少違うようだが、今回も「素顔のままで」は聞けなかった。今や「Just the way you are」というと、ブルーノマーズの曲? と言われるそうだが、我々の世代にとっては、彼の一世一代の名曲だ。
聞きたい曲はいっぱいあったが、それなりに良い選曲だったと思う。本当に彼の曲はいいものが多い。次はNYCだと期待したいが、何やらMSGライブも今年限りという噂があるらしく。。。。なんとか、続けて欲しいものだ。
2024年1月20日土曜日
Best of Bruno Mars Live 2024/ January 18 at Tokyo Dome
はじめてのブルーノ・マーズ。東京ドームの7日間というまさにビッグライブである。世代的には2000年以降の新しいスターなので、曲にはあまり触れることがなかったが、ファンク、ラップ、ソウルがミックスされたリズミックなグループは、まさに独特な世界だ。バンドもテクニシャンぞろいだが、またこのメンバーすべてが踊れるというタレントの集まり。星野源がコラボしたマーク・ロンソンとの共作などもあり、バラエティに飛んだ曲作りにも感心した。今を代表するスーパースターという名にふさわしい。我が息子と同じ誕生日というのを知ってびっくり。
2024年1月18日木曜日
MASATO HONDA BAND with Strings/ January 7 at Blue Note Tokyo
元ザ・スクエアのサックスプレイヤー、本田雅人のライブ。今回は3ピースバンドに弦楽四重奏というユニークな編成。オリジナルを中心としたセットリストは、フュージョン盛んなころを思い出させる。なんとなくスパイロジャイラを彷彿とさせた。米国の友人と初めての鑑賞となったが、彼も本田のテクニックには驚いていた。もう少しジャズっぽいものも聞いてみたかったが、これはこれであり。弦のアレンジを担当した若手ピアニスト、中川就登の才能には目をみはった。
2024年1月5日金曜日
UEHARA HIROMI Piano Solo "Ballads"/ December 28 at Kioi Hall
今年の最後を飾るのは、上原ひろみのソロライブ。しかもテーマは「バラード」です。素敵な新曲も含んだセットリストを堪能しました。本当に自由自在なプレイは彼女ならではのもの。今回は800人のホールだったので、チケットもかなりな争奪戦となったようだ。今年も素敵な音楽をありがとうございました。
国分弘子スペシャルトリオ with 露崎春女/ December 25 at Ginza Swing
久しぶりの国分さんのライブ。今回は元Lylicoだった露崎春女さんを迎えてのホームウォーミングなステージでした。超ベテランのベース、ドラムスを従えた演奏はストレートな魅力。春女さんの圧倒的なヴォーカルも相変わらず魅力的です。ちょうどクリスマスということもあり、クリスマスソングも数曲とりいれたセットリストも実によかった。
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