2016年11月27日日曜日
Michel Camilo & Tomatito/ November 23 at Bluenote Tokyo
9月の東京ジャズで上原ひろみとのデュエットを楽しんだばかりだが、今度のフラメンコギタリストのトマティートとの共演。以前にも二人でアルバムを発表しているが、また新しいアルバム「Spain Frorever」をリリースしたばかりとのこと。生ギターとのデュオということもあり、どちらかというとカミロの繊細なタッチが楽しめるライブであった。
チックコリアの「Spain」「La Fiesta」などもレパートリーとしており、なかなかダイナミックなサウンドで楽しませてくれる。また、名曲「シネマ・パラダイス」や「リベルタンゴ」などポピュラーな選曲もこのデュオならではか。
2016年11月5日土曜日
Fred Hersch Trio/ November 3 at Cotton Club
最近のお気に入りがこのフレッド・ハーシュ。実にリリカルで美しいタッチで、しかもジョビンなどのボサノヴァも得意のようでNYCらしいピアニスト。初めてのライブも期待を裏切らない内容でした。今回はトリオだがソロピアノも魅力的で、アンコールで弾いた「Valentine」は素晴らしいバラードでした。今後も注目!
Haruomi Hosono & The Eight Beat Combo/ November 2 at Bluenote Tokyo
昨年の松本隆45周年記念ライブから約1年ぶり。ますます渋さをましている細野さん。横浜中華街でのライブ(NHKでやった)とは同じスタイルのバンドで、ドラムスはもちろん大地くん。安定したドラミングに加えて口笛がうまくてびっくり。そういえば、おやじさんが書いた「口笛ふいて」という歌もありましたな。
選曲はオリジナルからカヴァーまで実に自由。レイドバックしたような雰囲気の音楽だけど、それぞれの音は実はとんがっている、って感じかしら。ブギやカントリー、R&Rまで実に時代を越えた存在になりつつある大御所になってきました。
2016年11月2日水曜日
笑福亭鶴瓶落語会/ October 30 at Akasaka ACT Theater
久しぶりに鶴瓶の落語を聴きに出かけた。話術の巧みさは相変わらずだが、今日は落語が三席と冒頭に「鶴瓶話」がついたお得な仕様。日常の何気無い出来事も彼が喋るとたちまち大爆笑だ。
今回の目玉は昨年に歌舞伎にもなった吉原の人情話「山名屋浦里」。もともとはタモリがブラタモリ取材中に発見した話を鶴瓶が落語化したということ。その落語を聞いた中村勘九郎と七之助が感動し、歌舞伎化に至ったという。実に素晴らしい、しかも情に溢れた話であった。今度は歌舞伎も見てみたい。
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